理事長挨拶 of 松稲会


「介護」と「保育」の原点は、あたたかい心、感謝の心、大きな愛です。

「松稲会(しょうとうかい)」という名前は、
私の祖父 葛西丑松の「松」と祖母 葛西稲子の「稲」から取ったものです。
創設者である私の父 健蔵が両親への感謝の気持ちを込めて名付けた名称です。
祖父は家具の職人であり、父はベビーカーの職人ともいえる人物です。
そんなこともあり、私自身は「介護」と「保育」の職人でありたいと思っております。
三代にわたり共通するのは、おこがましい言い方ですが、ベンチャー精神ではないかと最近思うようになりました。

私は若い頃、国連本部UNEPでボランティア活動をしておりました。
世界中の子供たちに環境問題などを教え、考えるUNEPチルドレンズフォーラムの開催を世界各国でお手伝いする中で、
幸運にも三人の偉人と出会い、私の福祉事業のバックボーンとなる大切な精神を学びました。

一人目はジョン・F・ケネディ氏(第35代アメリカ合衆国大統領)の妹様、ユーニス・ケネディ・シュライバー婦人です。
彼女は、自分の家の庭を開放し、知的障害を持つ子供たちのために、スポーツを教えておられました。
それが今や世界的スポーツの祭典となった「スペシャルオリンピックス」の始まりです。
長年にわたり障害を持つ人々の生活向上に尽くされた強い精神は、まさに尊敬に値するものです。
ケネディ家とは現在も家族ぐるみで交流を深めさせていただいております。

二人目は、マザー・テレサさんです。
彼女とはインドやアメリカで、たくさんの時間を共に過ごさせていただきました。
彼女は私に「愛の原点」を教えてくれた人でした。
お亡くなりになる2週間前にいただいた手紙は、私にとってまさに生涯の宝物であります。
保育においても「愛」を忘れることのないよう、その手紙をマジーシップ保育園に飾らせて頂いております。

三人目は、ダイアナ元英国皇太子妃です。
チャールズ皇太子が発案されたプリンス・オブ・ビジネス・フォーラムに
参加させていただいたことがきっかけで、親しくさせていただきました。
彼女は地雷の犠牲になった子供たち、エイズ患者などへの慈善活動を献身的に行われていました。
私は、彼女の行動によって人間の命の尊さを教えていただきました。
本当に素晴らしい人でした。
彼女のお姉様が出版された書籍「ダイアナ」の中に、
私とダイアナ妃の写真を載せていただいたことは誠に光栄なことであり、大変恐縮しております。

三人の方々に共通するのは「あたたかい心」「感謝の心」そして「大きな愛」です。
私は、この三人の方々から学んだことを「介護」と「保育」の仕事に生かすことがご恩返しだと思っております。

松稲会は、今後も少しでも皆様のお役に立てるよう、精進してまいります。
皆様のご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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